レンズの選択は、これからの生活で、近くが見えた方がいいのか、遠くが見えた方がいいのか、普通にみえればいいのか、自分がどのように見えると嬉しいかを考えて、レンズを選ぶといいと思います。
よく考えて、慎重に選んでくださいね。

レンズはおよそ30年持ちます。
視力は、レンズを入れたからと言って、30年ずっといっしょではなく、徐々に落ちていきます。
2度目の手術はよほどないと思います。
レンズの選択の考え方
白内障の手術では、濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを入れます。レンズは自分で選択することができ、自分が今後どう見たいかで選択することになります。
1.近くの距離 スマホや本が読める距離(30~40㎝)
2.腕を伸ばしたくらいの距離 パソコンや買い物の際の品物を見る距離(50~100㎝)
3.遠い距離 車の運転、映画、風景を見る距離(100㎝~)
仕事や、趣味、生活の中で今困っていること、また、左右の目の視力に差があり、片目だけ手術をするのであれば、手術しない方の目にあわせたいとか、それぞれの生活の中で、こうしたいというものにあわせるといいかもしれないです。

私は舞台観劇が好きなので遠くに合わせました。
推しがはっきり見える!!!
レンズの種類
1.単焦点眼内レンズ
焦点を遠くに合わせた場合、遠くは見えやすいが、近くはみえにくくなり老眼鏡が必要になる
焦点を近くに合わせた場合、近くは見えやすいが、遠くはみえにくくなり眼鏡が必要になる
2.2焦点眼内レンズ
①遠方に焦点を合わせると、遠方から70㎝程度が見えやすくなる
②100㎝に焦点を合わせると、150㎝から30㎝程度が見えやすくなる
③50㎝に焦点を合わせると、75㎝から25㎝程度が見えやすくなる
3.3焦点眼内レンズ(保険適用外)
遠方、中間、近方で見えやすくなる。
使用するレンズについては医師に相談してください。
ちなみに2焦点眼内レンズの100㎝に焦点を合わせるレンズを選ぶ人が多いそうです。
また、乱視を矯正するレンズもあるそうです。詳細は眼科でお尋ねください。

私は遠くを見えるようにしたので、老眼鏡は必要になります。
手術後1か月くらいで安定するそうなので作り直します。