白内障の手術に関わる目の病気を簡単に紹介します。
痛み等の症状がある場合は必ず眼科に行きましょう。
眼内炎
目の中で起こる感染症
白内障手術後(翌日から7日目くらい)に、細菌に感染し2,000人に1人の割合で生じる可能性があります。
赤くなったり、視力が低下することがあり、進行すると痛みやめやにが出ます。
早期発見、治療ができれば視力もよくなるのですが、手遅れになると失明の恐れもあります。
結膜下出血
白目の部分が、一部または全部赤くなる症状
目の表面の血管から出たもので、ほとんど害はないです。2週間程度で症状がなくなります。

miya
白目が赤くなって、びっくりして眼科へ行きましたが
「治療の必要はありません」といわれて再度びっくりしました。
虹彩炎
眼球のブドウ膜のひとつである虹彩と水晶体が癒着をすることによっておこる病気
白目が赤くなり、強い痛みがある場合もあります。
充血が長引いたり、痛みがあった場合は虹彩炎を疑う必要があります。
後発白内障
白内障の手術をした1から2年後に、レンズを挿入した水晶体膿と呼ばれる部分が濁ってくるもの
視力が低下した場合は、外来でレザー手術で治療できます。
飛蚊症
黒い点や黒い虫みたいなものが視界に映り込む症状
加齢による生理的現象と網膜剥離などによる症状があり、ほとんどが生理的現象。網膜剥離の場合は広い範囲で黒いものが現れます。
白内障の手術で、視力が良くなり、今まで気にならなかったものが見える場合があるそうです。

miya
白内障に関わる目の病気を簡単にまとめたものです。
詳しくは眼科でお尋ねくださいね。

いずれにしても、心配な症状が出た場合は、早めに眼科へお越しください。